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そうだったのか、アレルギー

先週の金曜日、宿泊先のホテルでNHKのガッテン(再放送)を偶然見た。

テーマは「食物アレルギー」について。子供の頃は何もなかったのに、大人になっていきなり発症する場合もある。重篤の場合には一口食べただけでそのままアナフィラキーショックに陥る場合もある食物アレルギーだが、その原因についての解明が医学的に解ってきたというもので、とても興味深い内容だった。

● 欧米でも多いピーナッツアレルギーは、赤ちゃんや子供の頃にピーナッツオイル配合のボディークリームを使っていた場合が多い・・・。

● 職場で大量のにんじんを調理することがきっかけで、にんじんアレルギーを発症・・・。

● 美容室でハチミツ配合のシャンプーを数年使用した美容師が、ハチミツアレルギーに・・・。

メカニズム的には、何らかの理由で皮膚の樹状細胞が活性化し「触れている食べ物」を免疫細胞のT細胞に「好ましくないもの=敵」と報告する。その「好ましくないもの=敵」が口から取り込まれた場合、身体のリンパ節で待機するT細胞が働く免疫反応によってアレルギー反応が引き起こされることになる。

では、「何らかの理由」とは何か?

番組の中では、皮膚に傷がある場合などを想定していたが、化学物質の場合には成分を細胞に届けるために皮脂を溶かすものや分子量をより小さくしたものなどが考えられる。以前にも書いたことがあるが「血中から化学物質が検出され、その原因が化粧品?」との厚生省研究班が報告した過去の新聞記事もある。

ここで考えなければならないことは、

①自然由来の成分であってもアレルギーが発症する可能性のあること

②私たちが日常的に使用する日用品のほとんどに化学物質が使用され、また食品の多くにも化学物質が使用されていることから、今後化学物質アレルギーが爆発的に増えるのではないかと、個人的には考えている。

皮膚から化学物質が侵入する経皮毒は、間違いなく存在する。日本の化学メーカーはその見解には否定的だが、ピーナッツアレルギーの解明がそうだったように、きっと欧米の研究からその事実が明らかにされる日はそう遠くない・・・。

正しいと思っていたものが、医学や科学の進歩によって「間違いだった」と解ることもある。それが進歩であり、その場合、間違いを認め、少しでも早く方向転換していくことが、結局は被害を小さくする唯一の方法なのだが、どうも日本という国はその辺の往生際が極めて悪いとつくづく思う。まぁ、自分はそんな生き方だけはしない・・・と心に刻んで日々生きていきたいと思う。

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