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誰もが報われる時代へ

一昔前までは、美容室のオープンに合わせてチラシなんかを撒くだけで、それなりにお客様は来てくれた。店の前をいつも通っている方がぶらりと立ち寄られたり、既存のお客様からの紹介なんかもそれなりにあったりした。初めてのお客様でもそれなりに話が弾んで仕上がりもそこそこなら、固定客となってくれた。しかし、そんな一般的な美容室経営は、もはや通用しなくなっていることはサロン経営者ならお気付きの事だと思う。

時代が変わった。大きく変わったことは、一言でいうならば情報量だ。

昔はチラシなんかでしか、自分の通っている美容室以外の美容室の情報を知ることができなかった。通っているお店に満足が出来なくなると、友人知人の通っているお店を教えてもらうことで、紹介客も生まれやすかった。

やがてホットペッパーをはじめとするフリーペーパー等にたくさんの美容室情報が載るようになり、より「自分のなりたいを叶えてくれるお店」を探して他店に行くということが当たり前になっていく。折しも、カラーブーム、美容室ブームも手伝って、技術競争からやがて価格競争の時代へとなり今に至る。

そして今では「自分のなりたい」キーワードを入力して、店舗情報を得ることが当たり前の時代となった。

現時点でのインターネットの利用率は、13~50歳のすべての各年代で90%以上、60~64歳で70%、65~69歳で60%となっていることをご存知だろうか?そして、女性に限れば50歳以上が、ほぼ人口の50%を占める。そして、スマートフォンの普及率も年々上がってはいるが、それでもまだパソコンでインターネットを利用している方が若干だが、多い。高齢になっていくと、やはり画面の大きいパソコンがやはり見やすいからではないだろうか?

もし、「うちの店は若い子が少ないから、インターネットは関係ない!」とお考えなら、この先の美容室経営は、よほどオリジナルの他店にはない特化した技術がない限り難しくなる。

前述したデータ通り、美容室に通うお客様のほとんどがインターネットを利用して情報を得ている…という前提に立って美容室経営を考えてほしい。お客様は自分にとって理想のお店をいつでも探せる環境にあるという事だ。なら当然、お客様にとって魅力ある技術と溢れかえる情報の中から自分のお店をどう知っていただくのかという戦略も同時に持つ必要が生まれてくる。

しかし、例えばFB(フェイスブック)は世界的には下火の方向にある。アメリカではここ数年で120万人が利用を止め、若い人の新規加入はほとんどないらしい。

SNSの活用もInstagramやTwitterなど、より多面的な活用へと変わる必要があるということだ。感覚的な要素の強いSNSは情報量が限られる。感性に訴えるSNS投稿やあるいはチラシから、自店のこだわりや強みを知っていただける会社案内的ウェブサイトにいかに繋げれるか⁈ そして同時に自身の個性をブログで発信し、共感を得ることができるのか⁈ そこまで伝えることができて初めて、お客様はたくさんの美容室の中から自分のお店を選んでくれて、勇気を持って訪れくれるのである。

まだまだそこまで戦略的にウェブ活用をしているサロンは少ない。だから、それが出来ているサロンは繁盛店になれる。それは決して得手不得手だけの問題ではなく、ある意味様々なツールを駆使して「お客様のなりたい」に真摯に向き合った努力の結果なのだと思う。

より努力した人が報われる…それだけが全てとは思わないが、資金力やネームバリューではなく、努力とアイデアによっては小さな個人店が選ばれるという意味では、面白い時代だとも思う。

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