記録的な大雪に見舞われた200万都市札幌。

札幌駅を発着するJRは止まり(しかも三日間も)、路線バスも運休が続く。ゴミの回収も遅れている。物流が滞り、コンビニ等への資材の配送も遅れているとか・・・。

生活道路も積み上げられた雪で道幅がなくなり、また巨大化した雪山で視界が遮られ危険極まりない。道路の降り重なった雪を削っていかないので、昼間少し気温が上がると溶けた雪がザクザクになり、スタックする車も後を絶たない。救急車も入れない・曲がれない。まさに生活道路は壊滅状態だ。

確かに例年に比べ雪は多い。でも過去にもこれくらいの積雪は何度かあったが、これほどまでに都市機能がマヒすることはなかった。ひとえに、12月の除雪を怠っていたことがこの被害に繋がっていると思う。

 

コロナの影響で今年も雪まつりは中止になったが、開催していたとしたらちょうど今週が開催の真っただ中にあたる。JRもバスも動かず、渋滞で車も動かないという状況なので、本当に開催できずに良かったと思う。

 

さて、何故このような酷い状況になっているのか。いろんな理由はある。今年は燃料費等の高騰で除雪・排雪作業に携わる会社が減ったということもあるらしい。なら、それに見合う予算を付ければいいだけの話ではないのか。熟練した重機のオペレーターが減っているなら、育成し、市職員として雇用すればいいではないか。正直、座っているだけの公務員はいらない。行政サービスを受けるために我々は税金を払っているのであって、座っているだけの奴らの給料の為ではない。

 

市政サービスとして、冬場の除雪・排雪は多くの道民が望む最優先事項でもある。なら、我々の納めた税金の優先順位として、まずそこにお金を落としてほしい。しなくてもいいような公園の整備なんかに多額の予算を使うなと言いたくなる。安定していて、定時に帰れて、仕事が楽だから、公務員になったという奴しかいなくなったのか。公のために働きたいと思う、まともな、切れ者の行政官はいなくなってしまったのだろうか。

 

それにしても・・・。

国政も市政も、国民、住民の想いとはかけ離れたことばかりしている、特にここ最近は・・・。

こんなことは今までなかった・・・というオフコースの歌詞が頭の中を駆け巡る(笑)

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北出敏行

取締役会長
ワンコとキャンプが大好きです。キャンプスタイルは、夫婦+ワンコ、ここ20年、ずっと4匹のワンコと暮らしてきましたが、立て続けに2匹(バーニーとミニチュアダックス)をお空に還し、今はボーダーコリーのまりりん(女の子)、黒ラブのアンディ(男の子)との生活を楽しんでいます。

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