2020年10月2~31日(ウェブ開催)に行われた第61回日本ウイルス学会において、国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルス疾患研究室室長の西村秀一氏から、新型コロナウイルスは空気媒体感染によっても伝播されると報告された。
WHOも喚起不十分下での空気感染の可能性に言及しており、米疾患対策センターも同様に空気感染例が存在することをこの10月5日に認めている。
もはやマスクやドアノブなどを除菌スプレー等で処理するだけでは感染拡大は防げないことは明白で、我々の生活空間そのものを考えていく必要に迫られている。
折しもこの9月25日、奈良県立医科大学、東京工業大学らが、光触媒が新型コロナウイルスを不活性化する研究結果を報告した。新聞等にも取り上げられたが、1時間で99.7%、2時間で検出限界以下の99.99%を不活性化する。
光触媒の原材料である酸化チタンは着色料としてホワイトチョコレートなどにも含まれる安全なものだが、「光触媒としての有害物質の分解」を目的に製品に応用する場合は様々な応用技術が必要となる。一般的には皮膚に触れたり飲用したりはできない。光触媒の働きは半永久的だが、塵や埃に覆われるとやはり光が当たりづらくなるのでその効果は薄れてしまう。
ところが弊社の取り扱う生体融合型光触媒トリニティは、皮膚に触れても全く安全な光触媒である。それどころか、食品や化粧品の原材料としても使われるほど安全なものだ。農業や漁業、養蜂等にも利用されていて、植物や昆虫に対しても無害である。
好きな時に何度でも空間に噴霧したり、衣類やカーテン、壁などに吹きかけたりして使う。自分は手の除菌目的で直接吹きかけたりもする。一般庶民の我々が手軽に安全に使える光触媒。そして実は光がなくても働き続けている・・・。
それがトリニティだ。

北出敏行

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