若い頃、ひとり旅をした。
当時は大阪に住んでいたが何故か北海道に憧れがあって、中学生2年生の時に利尻島、礼文島を一人で訪れた。ユースホテルに泊まりながら、お兄さん・お姉さんたちにとてもよくしてもらったことを覚えている。
18歳の時、岩手から大阪までヒッチハイク旅をした時、「旅費の一部にしろ。」とお金をいただいたこともある。恐縮している自分にそんな大人たちは共通して「いつか君が大人になったら、旅をしている若者の力になってあげなさい。」と言ってくれた。
そんな経験がベースになっているのか、旅やキャンプの醍醐味のひとつが一期一会だと思っている。
キャンプに行っても、そのキャンプ場でたまたま知り合った見知らぬ人と話したり、気が合えば一緒に飲んだりすることがとても楽しい。おそらくもう会うことのない人に「また、何処かで!」と清々しい気持ちで別れの挨拶を交わす。そんなキャンプは気持ちの良い時間を過ごした記憶に残るキャンプとなる。
社会人になって知り合いと行くキャンプは、学生時代の友人を除いて、自分の場合どうしても仕事の関係者となることが多い。少なからず利害関係があったりするとなんとなく面倒くさいこともある(笑)
また、大人数のグループキャンプは基本苦手。約束してしまうと気が乗らなくても行かなきゃダメだし、食事の時間を合わせたりとキャンプの自由さが薄れてしまう。たまのグループキャンプは楽しいが、特にワンコ連れの我が家はいろいろと気を遣うことも多い。
やはり基本、家族(夫婦)キャンプ50%、ソロキャン30%、少人数のグルキャン15%、大人数グルキャン5%というくらいが丁度いい(笑)