この土日、今年2回目のキャンプに行ってきましたぁ~。
毎年キャンプはゴールデンウィークから始まる我が家だが、アンディとまりりんを連れてソロでの参戦。と言っても、昨今のキャンプブーム、インスタで繋がっているキャンパーさんがたくさんいるので、たいてい何処へ行ってもご一緒する方々がいて、自分がトイレに行くとき時なんかは、アンディとまりりんの相手をしていただく。(ありがとうございます。)
向かった先は、安平町のファミリーパーク追分。ここは通年営業している数少ないキャンプ場で、冬場も雪中キャンプを楽しむキャンパーで賑わっている。が、あの震災では確か震度6強の揺れに見舞われた地域で、断水などの被害も大きかったそうだ。
さて、天気も良くかなり混んでいる(笑)。40張り70~80人ほど、ワンコも20匹くらいか?ワンコ好きのアンディは大喜び!
でもさすがに夜は冷え込み、幕内でフジカを点ける13℃までしか上がらず・・・。もっと冬用の対策をしっかり講じておくべきだったと少し後悔する。
昔はゴールデンウィークと言えども、まだまだ寒い北海道ではキャンプを楽しむ人は少なかった。ボーイスカウトからキャンプを楽しんでいたので、自分は結婚した20代の頃からゴールデンウィークキャンプを楽しんでいたが、周りの人たちからはよく変態扱いされた(笑)。が、ここ数年は早くから予約しないと、キャンプ場も取れない状況が続いている。少々寒くても、テントに薪ストーブや石油ストーブ、電源サイトでは電気毛布まで持ち込んで快適に過ごす。そこまでするのなら「家にいたほうがいいだろう?!」とも思うのだが、道中温泉を楽しんだり、日中暖かくなってきた日差しの下で飲むビールの美味しさや、満天の星空を仰ぎ見た感動は、決して都会の日常では体験することのできない素晴らしい時間となる。
まだまだ止みそうにないキャンプブーム。
かつて1960年代後半にアメリカで巻き起こった、若者たちを中心としたヒッピー文化とどこか共通するものを感じてしまう。ヒッピー文化は「自然回帰」「環境保護」「哲学」「反戦」「スピリチュアル」などを基本とし、精神の自由を大切にした。欧米の資本主義に疑問を持ち、一面では反体制思想もあった。どこか閉塞感のある先の見えない時代の中で、自由であること、自然に癒しを求めるのは、魂の根本的な欲求なのだとも思う。そういう意味では、今のキャンプブームの根底にも、そんな精神的背景があるのかもしれないと思う。
閉塞感はいずれ必ず突き破られる。自由への欲求は無限だからだ。
つまり時代は変わっていくということだ。

北出敏行

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