会社というものは経済活動の基盤でもあるがその法人力を活かして、そこで働く人たちの夢を応援する組織でもあることが、自分にとっての会社の理想像でもある。勿論、経済的に成り立ったいる会社であることが大前提だが…。
何故か子供の頃から犬が大好きで、よく捨て犬を拾ってきては両親を困らせていた。親戚に貰ってもらったり、友達に貰ってもらったり沢山の人にお世話になってきた。
そんな自分だから、社会人になってまず最初に自分にプレゼントしたのが、シェルティのロック。当時勤めていた会社の借り上げ社宅で飼い始めたものだから、当然会社との一悶着があったことは言うまでもない(笑)
結局、自由にワンコを飼ったり気ままにキャンプがしたくてサラリーマンを辞めて起業・独立の人生を選んだのはむしろ必然で、遅まきながら自分がどう生きていきたいのかということが、社会人になってからようやく分かり始めて現在に至る。
ロックから始まり、黒ラブのあんず、ボーダーコリーのまりも、バーニーズのみるく、ミニチュアダックスのまるこを見送った。今までは友人のご縁やペットショップでワンコを迎えてきたのだが、一昨年の12月に初めて保健所に保護されている成犬の黒ラブを引き取ったのが、アンディだ。陽気で優しくて甘えん坊でとてもラブらしいラブ。どんな事情で手放さなくなったのかは分からないが、愛されて大切に育てられたのだと思う。

保健所での初めてのご対面
当時の先住犬たちとも上手く打ち解けてくれて、毎日とても楽しいワンズライフを送った。あれからもうすぐ2年、老犬の2匹はお星様になってしまったが、超ビビりなお姉ちゃん犬ことボーダーコリーのまりりんの弟分として元気に過ごしてくれている。
今では笑い話だが、アンディを迎えた当初は予想以上に大変で、前の飼い主を探してか7回ほど脱走されたりして肝を冷やしたこともしばしば(笑)。リードも簡単に噛み切る。初めて訓練士さんの力も借りた。毎朝一時間ほど散歩をする中で、絆を少しずつ深めていった。それでもちょっと興奮すると手当たり次第に咥えガジガジする癖は抜けず、犠牲になったスリッパは数知れない(笑)
トラウマなのか分離不安なところはまだまだ克服できず未だにお留守番は超苦手だけど、そんなアンディも今ではすっかり我家の一員として無くてはならない存在だし、一緒ならノーリードで散歩が出来るほど信頼を寄せてくれるようになった。
犬や猫を保護している団体や個人の方々の活動には本当に頭が下がる。少しの寄付くらいしかできないが、いつも気には止めて活動を陰ながら応援している。
今の自分には、我家で引き取ったワンコたちを思いっきり愛し育てる事くらいしかできないが、いつかもう一歩踏み込んで、不幸な動物たちを少しでも減らしていく活動にも自分と弊社が役に立つことができたなら…と思う。

北出敏行

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