6月になった。しかも今日は快晴だ。それだけで気分も明るくなる。若い頃は体力も充実してたので感じなかったが、我々の健康・体調は明らかに天候の影響を受けている。特に気圧による体調の変化は顕著だ。
さて、長雨が続いた5月。7週連続で週末は雨だったそうだ。加えて、コロナによる緊急事態宣言発令もあって、キャンプ場の閉鎖も相次ぎ、全然キャンプに行けていない。
本来なら遠方のお客様を訪ねる時にはワンコを連れて、その土地のキャンプ場や道の駅なんかでテント泊や車中泊をしながら、北海道の自然を満喫して「仕事と趣味の融合」を楽しもうと企んでいたが、もうしばらくは我慢のようだ。コロナ感染者の高止まりが続く札幌からの訪問は、歓迎されないことも多い。仕事先からも「しばらくは来なくていい」と言われることもある(笑)
緊急事態宣言が出ると人流が減る。外出を控える。そうなると飲食だけでなく、美容室も影響を受ける。美容室の売上が下がると当然、そこに関係する弊社の売上にも大きく影響する。中途半端な支援策ではなく【全国民に月20万円払うから、全国民・二か月間外出自粛!】くらいの思い切ったロックダウン政策を取ったほうが効果的だし、財政支出も結果的には少なくなると思うのだが・・・。
感染力の強い新種変異株のベトナム型コロナが話題となっている。感染力が高く、空気感染力も強い。ベトナムからの来日者への隔離等については政府は手を打っているようだが、英国型、インド型とすでに感染者が出ているのだから、日本においても変異を起こすのも時間の問題のように思える。
ある学者さんがコロナの根本的な解決に関して「人間は自然に対してもっと敬意を払い尊ぶべき」的ことを言われていたがその通りだと思う。例え、新型コロナが人工的に創られた陰謀説的モノだったとしても、自然がしっかりしていれば、それは自然界の菌やウイルスが封じ込めてくれるのだと思う。怪獣映画ではないが、宇宙怪獣キングギドラに、ゴジラやモスラが立ち向かってくれたように。
コロナ禍が過ぎた後、爆発的なバブル経済がやってくるとも言われている。だが、開発という名の自然破壊や莫大な資源消費の上に成り立つバブルなら結局、ウイルスや菌との闘い、大規模な異常気象はまだまだ起こり続けるだろう。
このコロナ禍は、弊社にとっても正念場だし、日本経済にとっても、地球にとっても正念場だ。ただ、見方を変えれば人間の営みというものを見直す最後のチャンスなのだとも思う。

北出敏行

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