先週24日の土曜日、なんとなく天気が回復しそうな予感。前日の金曜日まで天気が悪くて、終末も全道的にはイマイチの天候だが、太平洋側は午後から晴れマーク。
かみさんは夜同窓会とのことなので、とりあえずまりりんとアンディーを連れて出かけることにする。
今日は一日ワンコと遊ぶドックホリデー。とりあえず、キャンプ道具も車に積み込み、気に入った場所があったらキャンプすることにする。
向かった先は道南方面。室蘭辺りから雲の合間に青空が垣間見えて、気分もウキウキ!
途中、有珠山のパーキングで休息を取りながら、まずは長万部公園に行くことを決める。2017年のゴールデンウィークに訪れたキャンプ場。基本、公園なのでワンコを遊ばせるスペースもあるし奇麗な川が流れていて、キャンプサイト自体はこじんまりしているが、雰囲気はなかなか良かったと記憶している。
長万部公園に着くと快晴。まだキャンパーさんも少なく、俗にいう一等地と言われるスペースが空いていたのでテントを張る。分離不安のアンディのためにトイレの真ん前に設営(笑)
長万部を選んだ理由の一つに温泉がある。
30年ほど前、キャンプの途中である温泉に立ち寄った。記憶の中では、不思議な原爆ドームのような建物で、混浴しかなく、岩肌に囲まれた古びた階段の左右にいくつも内風呂や露天風呂がある。水道やシャワーはなく、シャンプーや石鹸の使用は禁止。ただ、泉質的にメチャクチャ効きそうな感じ。そんなイメージだ。
何故か最近その記憶に蘇った温泉が、長万部の二股ラジウム温泉だったということが分かり、どうしても行きたくなってしまった。
長万部市内から、クマ出没注意の立て札を目にしながら、山道を車で走ること約30分。辿り着いた温泉は、昔のイメージとは違う普通の建物だった。平成13年に改築されたらしい。
財布から1000円を握りしめて来館するも100円足りず(笑)
しかし、建物の中の造りは階段だらけの昔の名残りが色濃く残っていて、さすがに混浴ではなかったが、男風呂だけでも6~7個の内風呂や絶景の露天風呂を楽しめた。環境保護のために石鹸等はやはり禁止。ドライヤー等は勿論なし。時代感的には昭和初期かと思えるような侘しさが、なんともいい雰囲気・・・。やはり、来てよかったと思える温泉だった(ちょっと高いけど・・・)。
(興味のある方は、二股ラジウム温泉で検索してみてください。画像検索すると、昔の建物や温泉の様子を見ることができます。)
キャンプ場に戻り、夕方からちびちびとビールを飲みながら過ごす。
アンディとまりりんを散歩に連れていくと、とてもワンコ好きなカップルが二匹をメチャクチャ可愛がってくれて、夕食後小一時間ほどその函館から来られたカップルの方と乾杯! こんな出会いもソロキャンプならではの面白さ。
翌日も快晴で、気持ちの良い朝を迎える。10時にはキャンプ場を後にし帰路に着く。
しかし、土日も遊ぶと体力的には少しヘロヘロ(笑)。
北海道は、そろそろ秋キャンプ・・・。

北出敏行

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