17日の火曜日、所属する北海学園グリークラブのOB会で、日台友好合唱会に参加した。
毎年台湾との親善文化交流として、台湾の合唱団と道内の合唱団のジョイントコンサートを行っている。都度参加する合唱団は変わるが、今年はちょうど10回目の記念の演奏会で、今回は台北市の欣欣合唱団(混声)を招いての演奏会。台湾屈指の合唱団だそうだ。
……何故うちの合唱団が選ばれたのかは分からないが、40名ほどが参加した。
平日の夜にもかかわらず、札幌コンサートホールkitaraの小ホールはほぼ満席。知り合いの美容師さんも何人か来てくれて、演奏会は大盛況で幕を閉じた。
懇親会も歌合戦で大いに盛り上がった。台湾の人たちは日本人以上に礼儀正しく、とても気のいい人たちだった。
親日国として知られている台湾。
東日本大震災でも真っ先に義援金を送ってくれた台湾。
世界は今、各国の思惑が交錯し、どことなくきな臭い。でもこういう草の根の市民同士はとても仲良くなれると実感。外国との文化交流なんて意味があるのかと思っていたが、考えを改めさせられた。
懇親会の最後も、彼らがステージで最後に歌った東日本大震災の被災地の復興を応援するテーマソング「花は咲く」を皆で合唱して幕を閉じた。
軽い気持ちで参加した演奏会だったが、何かとても大切なこと思い出したような、自分にとっては特別な幸せな時間となった。