7週連続で週末になると雨続きだった北海道。先週(6/5-6)の土日はなんと8週ぶりに天気に恵まれ、岩見沢のプライベートキャンプ場でキャンプを楽しんだ。
プライベートキャンプ場と言っても本来はキャンプ場ではなく、知り合いの別荘の広大な庭だ。敷地内には池があり、川も流れている。そしてオーナーも犬好きとあって、ノーリードでアンディもまりりんも自由に過ごすことができる。
自分の他にソロのキャンパーさんが二組の予定だったが、後からソロの方が3名やってきた。緊急事態宣言下の今、オープンしているキャンプ場も限られている。久しぶりに晴れた週末だけあって、この日はオープンしているキャンプ場はどこも満場で行き場がなく、「行っていいですか?」と連絡がきたそうだ。
初夏の陽気で気温も上がり、ビールもすすむ。「今日はしこたまビールを飲んで過ごす」と決め、ソロキャンプなのに炭を起こし、バーべーキューをして楽しんだ。
雪が解けるといつも週末の多くをキャンプをして過ごしてきた。しかし今年は、悪天候と緊急事態宣言でなかなかキャンプに行けない。この日もGW以来のキャンプだ。
一日も早くコロナが終息し、当たり前の日常に戻ってほしいと思う。
しかし、前にもブログで少し触れたが、自然発生のウイルスにせよ、人工的に造られたウイルスにせよ、根本的にそれらを抑え込むチカラは、自然界に根ずく菌やウイルスに他ならない。自然界のバランスに他ならない。この地球には陸上、海洋含め約900万種の生物が存在すると言われている。そのすべてが精妙な化学平衡で繋がり命を支え合ってきた。ところが人間がその平衡を壊すことによって、命を支え合うバランスを壊してしまったのだ。
どんな新薬が出ようと技術の進歩があろうと、それが自然のバランスを取り戻すためのモノでなければ、たとえコロナが終息したとしても、第2第3の危機が我々人間に降りかかることは想像に難くない。
この問題を解決する方法はたった一つ。
地球環境を守り、全生命の命のつながりを取り戻すことだ。
経済優先の価値観から、地球環境保護の価値観への転換。言うことは簡単だが、それを実践していくのは難しい。
世界中の人たちがそこに意識を向けて協力・協調しなければできないことだからだ。
だが、、、そこにこそ明るい未来への解決策は存在しない。

北出敏行

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