新しい一年が始まりました。
しかし、例年のようにワクワクしたものではなく、感染拡大を続けるコロナ禍の中で、先の見通せない時代をどう生きていくのかという難題を抱えてのスタートです。とは言え、変化し続ける時代の中で、今までと同じ考え方や行動様式に囚われていれば、時代の流れからは取り残されていくことも明白です。むしろ、大企業や大資本であっても人と人との営みそのものが制限されるこのコロナ禍では、生き残るのが難しいことも明らかになってきました。
我々は、経済拡大を前提とした今までの価値観・人生設計を見直し、「足るを知る」ことによって慎ましく、しかし心豊かに楽しく生きていくことへの価値観のシフトが求められているのではないでしょうか。
ある意味これは、大いなる宇宙という存在の意図なのだと感じずにはいられません。そう思えば自ずと生きるためにやることが見えてきます。まずは自分の生活をタイトにしていくこと。無駄を生み出すことで消費を煽ってきた日本経済です。無駄を削ぎ落してシンプルに生きることで、人は「自由」を手にしていきます。そう考えれば、この作業は間違いなく楽しくワクワクするものになります。
決して大きくならない地球で、地球資源に頼った資本主義は、大きな環境破壊を生み出してきました。政治も行政もこのコロナ禍では機能せず、新しいしいものに生まれ変わらなければ無用の長物になりつつあります。
新しい時代が始まっています。変わることを拒めば苦しみは大きくなるだけです。
自分を縛り付けている観念を見直し手放しましょう。
仕事では「初心」を思い出し、動機を見つめ直してみましょう。
誰かへの何かへの依存を止め、自分自身を信じて自らの足で一歩一歩踏み出しましょう。
さあ、自分ワールドを創造していきましょう!

北出敏行

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