空前のキャンプブーム。週末はどこに行っても激混みで、のんびりゆったりと静かに過ごすというキャンプとはほど遠い(笑)
で、18日の金曜日(平日)に一日休みをいただき、俗にいうキンバリ(金曜日張り)でその週末でクローズする支笏湖・美笛キャンプ場に金土で行く計画を立てる。以前ご一緒したインスタ繋がりのキャンパーさんに連絡すると、同じく休みを取って参戦するとのこと。
しかし・・・平日は晴れて週末に天気が崩れるという今年のパターンが今回も見事に的中。土曜日はやはり雨予報。DMでやり取りをしながら、土曜日午前撤収ならなんとか雨にあたらずに済みそうな道北・朱鞠内湖で話がまとまる。なんと25年ぶりの朱鞠内湖だ。
朱鞠内湖は大好きなキャンプ場のひとつで、そのロケーションの良さとスケールの大きさでは道内屈指。ただ、豪雪地帯ゆえこの時期はかなり冷えるし、何と言っても札幌から220kmで結構遠い(笑)
当日は朝4時半に起きて準備を済ませ6時に家を出る。天気も予報通り快晴。高速を利用してナビに従い士別剣淵インターで下りる。昔よく来ていた頃は高速がなかったので、記憶に残っている景色との違いに戸惑いながらも無事9時に現着。気温は2℃。やはり寒いが、その久しぶりのロケーションの素晴らしさに「やはり来て良かった」と思わせる魅力がそこにはあった。
インスタで繋がっている平日キャンパーさん2組にご挨拶。事前に来られていることは知っていたので暫し歓談。今日札幌ら戻られるとのことで、その一等地を引き継ぐ。しかし、SNSのおかげで同じ趣味の方々と昔からの友人のように接することができる・・・なんとも便利な時代になったものだ。
高台の林間サイト。ちょうど一幕分ほどの平らなスペースに設営。
今回はもしもの雨を考慮して、リビングシェルにルーテントをイン。
お昼を過ぎてから、2名も到着。引き継いだ高台の最高のスペースにテントを設営。
夜は氷点下まで気温が下がり、とてもオープンエアーで焚火を楽しめるわけもなく、リビングシェルの幕内に灯油ストーブ2台と熱源ランタン2台、カセットガス式ストーブ1台で暖かく過ごす。が、朝が早かったため睡魔に襲われ、夜10時には就寝。
朝6時に目覚める。空は曇っているものの湖から朝靄が立ち上り、なんとも幻想的な美しさ・・・。
11時、雨が降り出す前に撤収を終え、現地を後にする。
帰りはのんびりとオロロンライン経由で帰路につくことにする。
朱鞠内湖を出て20分、道路沿いにポツンと古い一軒屋を見つける。「霧立亭」という蕎麦屋で思わず立ち寄ってみる。最初客が自分だけだったので少し不安になったが、頼んだもりそばは絶品。さすがそばの産地幌加内。
さて、なんとなく2019年のキャンプはこれで終了。
今年は、例年になく少し遠出をし、行った先々の名湯・秘湯を楽しんだりしたが、すっきりと晴れる日が少なかった。途中雨に降られることもしばしば。それでも全てのキャンプで乾燥撤収できたことは奇跡と言っても過言ではない(笑)
あと一、二回、週末、晴れて暖かければ、近場の赤井川くらいは行こうかな。

北出敏行

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