先日のPOP講習、とても楽しくて為になる講習会でした。3時間を超えるハードな講習会でしたが、一度勉強しておけば一生涯活かせる魔法のツールでした。参加されたサロンさんは、POPマスターの称号と共に、とても大きな知的財産を持ち帰れたのではないでしょうか!

実は、POPを書くポイント、イラストの描き方、デコレーションの仕方などをトータルで教えてくれる講習会も講師の方も実ははほとんどいません。講師の増澤さん自身も、自分以外には知らないとおっしゃられてました(笑)

 

 

懇親会で、増澤先生にいろいろお聞きしました。

もともとは、100年続く印刷会社に勤めていたそうです。様々なクライアントにとの打ち合わせの中で、より効果のあるチラシや販促物を作っていくわけですが、その中でたくさんのノウハウを実地で学ばれたそうです。 が、例えば10000枚チラシを撒くよりも、POPを10個作って飾るほうが売上げが上がる業種やお店がある・・・印刷物の受注を受けるために様々な提案を当然行うわけですが、この頭の中に持っているノウハウ=ソフトこそ、本当に価値のあるものだということに気づき、6年前に独立したと言われてました。

ここでは名前を伏せますが、私たちがよく知っている上場企業の大手食品メーカー数社からの仕事も引き受けておられます。スーパーなどの現場で、たくさんある商品の中から自社の製品を選んで買ってもらうためにどうすればいいのか? そのことを大手メーカーも考えています。CM戦略はイメージ戦略としては効果的でも、競合商品がたくさんある中では差別化戦略が別に必要になります。POPの善し悪しひとつで、数十倍という売上げの差につながることも珍しくないそうです。そういう意味で効果的なPOP戦略は、まだまだ新しい可能性のあるマーケティングの分野なのだと認識しました。

当日は、スクリーンに映し出された200を超えるPOP作りのポイントや実際の事例をスマホで撮りまくりました。講習後に電池切れの方々も続出(笑) 最後には、自分で選んだ商品のPOPを自作して終了。なかなかの力作揃いでした。と言っても、サロンに戻ってから実際に学んだことを実践し、磨きをかけていかなければ何の意味もありません。

講習に参加されたサロンさんにおかれましては、ぜひぜひ苦手なPOP作りを得意分野に変えて、自分のお気に入りの商品やお店の魅力を楽しんでお客様に伝えてほしいなーと思います。

 

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北出敏行

取締役会長
ワンコとキャンプが大好きです。キャンプスタイルは、夫婦+ワンコ、ここ20年、ずっと4匹のワンコと暮らしてきましたが、立て続けに2匹(バーニーとミニチュアダックス)をお空に還し、今はボーダーコリーのまりりん(女の子)、黒ラブのアンディ(男の子)との生活を楽しんでいます。

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