ワンコのご飯を定期的に購入しているプッチさんから、お電話をいただいた。プッチとは、安心・安全の無添加ドックフードで、それを販売している日本の代理店?さんに、調べてほしいとお願いしていた事項の回答の電話だった。プッチを製造しているニュージーランドのメーカーさんとのやり取りに少し時間がかかったようだ。

画像はプッチさんのwebよりお借りしました。
お願いしたことは、プッチの原料となる牛などの動物に mRNAワクチンが投与されているかどうかだった。日本ではニュースになっていないが、オーストラリアで牛にmRNAを投与した結果、牛がバタバタと死亡したという海外ニュースを知ったからだ。もし使用されているなら購入を止めるつもりでいたが、回答は「投与していない」とのことだったので、今後も安心して購入し続けられる。とりあえず、良かった!
さて、この4月より日本では「遺伝子組み換えでない」という表示がなくなることをご存知だろうか?
遺伝子組み換え食品の安全性についての議論はここでは避けるが、ヨーロッパでは表示が義務付けられていて、消費者が選べるようになっている。世界では Non-GMO(遺伝子組み換えでない)が主流で、遺伝子組み換え市場は広がっていないらしい。しかも腹立たしいのは、海外への輸出用食品にはちゃんと表示があるということだ。
我家では、できる限り遺伝子組み換え食品は避けている。豆腐や納豆にしてもアメリカやカナダ産の大豆は遺伝子組み換えのリスクが高いし、ちょっと調べればどこのメーカーが遺伝子組み換え作物を使用しているかも知ることができる。だから、そういうメーカーの商品はできるだけ買わないようにしている。しかし今後、表示がなくなれば、メーカーさんに直接電話をして確認するしかない。選択の自由という権利が奪われようとしている。
ここのところ鳥インフルエンザで鳥を大量に処分したり、養豚場が火事で焼けたり・・・ということが日本だけでなく世界中(特に西側諸国?)で頻繁に起こっている。しかし最近その背景には、食糧危機を煽り、コオロギやゴキブリミルクなんかの昆虫食や培養肉を推進するために、わざとそういうことが行われているのではないかという意見がSNSでも目立ってきた。多くの人が「何かおかしい?」と感じ始めている。
牛乳が余っているから牛を4万頭殺し、1頭につき15万円を支給する。そして大量の乳製品を海外から輸入する。バカか? 海外からの乳製品を減らせば、済むことだ。食糧自給率が40%を下回る日本でやるべきことは、まず自給率を上げること。困っている農家や酪農家こそを支援しろ!と言いたくなる。
食糧自給率は国の生命線だ。無駄な補助金をばら撒いたり軍事費にかける金があるなら、まず自給率を上げることこそ何よりの防衛だ。
また、ビルゲイツが推奨する培養肉の研究に、なんとあの日本ハムが加わっている。シャウエッセン好きな我家にとってこれはとても悲しい。将来的に培養肉は、動物愛護の観点から減っていくことも予想されるが、ビルゲイツというのがどうもひっかかるのは自分だけだろうか(笑)
「コオロギの食品化」をする企業に補助金を配る。乳牛抹殺にお金を配る。
国民の生活や健康を守るべき政府も厚労省も、我々国民を不幸に不健康にするような施策ばかりで、国民の選択権さえ奪おうとしている。そんな政治家やお役人の給料は、我々国民の税金で賄われているというのに・・・。ちなみに国民の租税負担率は、昭和30年代の20%から現在は約50%になっている。
本当に日本という国はおかしくなった。メチャクチャだ。
そんな政治や行政の暴走を報道してこなかったマスコミも、大罪に値する。
この先日本は、どんな国になっていくのだろう。

北出敏行

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